4日の朝に、入所者様のHさんが亡くなられました。
私は3日に、その方のいるフロアーでの勤務に入っていました。
朝食をいつもの様に食され居室に戻られたHさんは、
いつもなら、頻回にトイレにいかれるのですが、お昼までぐっすりと休まれていました。
12時までは、いつもよりきつそうかな?というくらいでしたが、
12時20分に嘔吐されているのに気づき・・・
それから、スタッフが付き添っていたのですが・・・
翌朝の朝に息を引き取られました。
あっけないほどに・・・突然その日はきました。
若いときから、数々の大病をされ、半生は闘病との事で、
心臓にはペースメーカーが入っており、ガンは末期でした。
それでも、彼女はちっとも凹んでなく、
いつも穏やかで、ちゃめっけたっぷりの笑顔でした

聡明で、毅然としておられるのに、
スタッフの冗談にのっかられるおおらかさ

気難しい旦那様にしっかりと御仕えし、
立派な子どもさん達・お孫さん達を育てられたとの事。
かなり、認知症も進んでおり、自分の居室もいつも間違えられ、
他の人の部屋や、スタッフルームに入っては、寝てありました

数々の想い出が・・・遠い昔の様に想い出されます。
昨晩は、スタッフ全員がお通夜に参列し、
今日の葬儀にも、私は休みだった為に参列する事が出来ました

彼女に出会えた事、彼女とかかわる事が出来た事、
その聡明な生き方を垣間見られた事、
彼女を通して介護の難しさ、課題がたくさんあることに気づかされた事、
感謝の気持ちでいっぱいです。
遺影に向かって出る言葉は、「ありがとうございました。」

だけでした。
お通夜の時のお坊さんの言葉が印象的でした。うろ覚えで、間違えていたらすみません。
生と死は別々では無い。
生きた瞬間から死は必ず来るものであって、別々の物として考えてはいけない。
そして、生きる事は、四苦八苦する事でもあると

四苦とは 生苦・・・生まれる苦しみ(産む苦しみ)
病苦・・・生き物であるから、病気をする。その苦しみ。
老苦・・・老いる苦しみ。眼が見えにくくなったり、耳が聞こえにくくなったり。
死苦・・・死ぬ苦しみ、恐怖。
八苦とは・・・前述のもの他に
欲しい物が手に入らない苦しみ。欲望が叶わない(地位、財産等)
かけがえの無い人との別れ。
嫌な人とも会わなくてはならない苦しみ。
もう1つは想い出せません

人生とは、そういう苦しみがあるというお話でした。
すべての苦しみを人一倍体験されたHさんにふさわしいお話でした。
大なり小なり、人はそういう苦しみを経て、死を迎える。
全ての人に、尊敬の念を忘れずに、明るく元気に過して頂ける様・・・
そして、私自身が、明るく元気に過す事を忘れないようにしなければ

くしくも、今日は私の48回目の誕生日です。
これから、誕生日がくる度に、Hさんの事を想い出す事でしょう。
あなたの事が想い出されるなんて、幸せです
